ペインティング専用下地不織布
貼って、塗る
ペイント塗装による仕上げの場合、一般的にペイントの塗装膜は数ミクロンと言われています。このため、ペイント塗装では、下地の良し悪しが仕上がりの美しさを大きく左右します。しかしながら、現在の日本では、クロスが主流であるため、十分な強度のある下地作りが根付いていません。そのため、ペイント仕上げは割れやひびが発生するケースも多くあります。
この問題を解決するために「貼って、塗る」という発想に基づき開発されたのがワンダーペーパーです。
ペイントのために生まれたワンダーペーパー
ワンダーペーパーはペインティングウォール専用の下地紙です。
ワンダーペーパーの施工に専用の工具は必要ありません。クロス業者様がお使いの糊付け機での施工が可能です。
紙には織方向があり、木材と同じように縮みなどが発生しますが、ワンダーペーパーは自由度の高い不織布や洋和紙を、その特性を十分に生かしながら生産させています。結果、一般的な紙クロスとの比較はもちろん、従来の塩化ビニールクロスの約3倍の断面強度を生みだすことに成功しました。
ワンダーペーパーの最大の売りである、「究極の塗りやすさ」は特殊な表面加工にあります。ペイントにとって下地のペイントの吸い込み方によって発生するムラは大敵。またペイントをどんどん吸ってしまう下地も、必要なペイントの量が多くなり、結果的には「経済的で美しく」仕上がりません。ペインティングウォールの為のワンダーペーパーはこの点にもこだわりました。
熟練の技術者による技とJIS規格認定工場での厳格な製造管理を徹底することで、特殊な表面加工に成功しプロぺインターの方にはもちろんのこと、一般の方にもムラにならずに簡単にインテリアペイントをお楽しみいただけます。
また、約10回程度の塗り替えが可能ですから貼り替えの必要がなく、環境にも最大限の配慮をしています。
ワンダーペーパーを使うメリット
クロスのジョイント部分の剥がれなどは、接着剤等で補修することが可能ですが、穴が開いてしまった部分に関しては、クロスをパッチワークのように補修の跡が残ってしまいます。このような場合に、お薦めするのがワンダーパーペーです。ワンダーペーパーは、フラットで強靭な表面に仕上がっていますが、もし補修の必要があっても、簡単にコンパウンドで補修出来ます。既存のビニールクロスを剥がして、壁に残った裏打ち紙を処理して貼れるのはもちろんのことビニールクロスの上からも貼ることもできます。
ワンダーペーパーの施工について
壁紙を貼られる職人さんにお願いされることをお薦めします。
ただし、全く無理という訳ではございません。最近はご自分でトライされる方も増えてきましたから、一度商品を青山、福岡のフラッグシップショップで手にとってご確認ください。
ワンダーペーパー規格
- ・ 980mm X 50m(有効幅950mm)
- ・ 厚さ0.3mm
- ・ ホルムアルデヒド放散等級F☆☆☆☆
- ・ 不燃、準不燃認定取得済み商品
- ・ JIS A6921